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再生ピアノの調律 2011年9月12日(月) 17:28

再生ピアノの調律

12年前に弊店で弦、ハンマー交換したピアノです。最近定期調律に伺いました。

(ハンマーはP4、弦はレスロー及び自身の巻線、ピンは予算の関係でそのまま使用、
ゆるいピン30本はうめ木をしています)

最近新しいピアノに触れる機会が多くありましたので、こういった古いピアノをさわりますと 何かほっとすると言うか、田舎に帰ったというか、音楽にふれるといった感じがします。

もちろん部品は新品をつけます。従って「新品と同じ音ではないのか?」と疑問がわきます。しかしこれは、中古の部品はないので、新品の部品を使うのです。その時少しでも良い音にする為にドイツ製の部品を使うのです。

新品の場合ドイツ製を使う事は国産メーカーではほとんどありません。             メーカーのカタログでは  ・・・・クラス専用ハンマーといって。 当たり前です! そのクラス専用に決まっています!

大きさが変わるだけで質は同じハンマーです。 これは素人をこけにしている様に思います。車でも、1台ごとにエンジン性能など詳しいデータが載っていますが、ピアノには不要なのでしょうか?550cc専用エンジン、1500cc専用エンジン、3000cc専用エンジンと言っているのと同じです。

特注ドイツ製ハンマー使用とか、 全弦レスロー使用とかあっても不思議ではないのに日本のメーカーはあまり質にこだわっていない様です。

前に戻りますが、仮にドイツ製の部品を使用せずとも、音は新品と異なり澄んだ音になります。これは、古いピアノの本体の材料が現在のピアノより良質だからです。(素晴らしいとまではいかないですが)                                           内部の鋳物の質、設計、重量も影響します。                            

今年、事故のあった原発を売り込んだ会社の当時の技術者が、NHKの取材を受けているのを先日テレビで見ました。
当時、格納容器の欠陥を会社に指摘したが、大きな事ではないと、はねのけられ、家族が路頭に迷うことを覚悟で自己退社したそうです。この事故は想像していたとの事です。
それが対処していればここまで大きな事にはならなかったと言っています。  

ビジネスである以上、採算性も重要ですが、3重、4重の防壁があるので安全とは      一体なんだったんでしょうか?

ピアノは悪いからと言って命を落とす事はありませんが、これからデジタル音楽世界になっていく中、子供、専門家、若い調律師 の方々になんらかの影響がでる事は必至と私は思います。

(下の様木目が出てくるのが良質です)木地

カテゴリ:その他

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